デジタル庁
記事一覧
ガバメントクラウドで考える技術的統制と効率性
これまでデジタル庁ガバメントクラウドのnote記事では、ガバメントクラウドでどのようにクラウドを考えているか、どのように活用していこうとしているかについて解説してきました。
ガバメントクラウドの技術内容について直接外部で講演する機会がありましたので、その内容について要点を解説します(「ガバメントクラウドで考える技術的統制と効率性〜AWSでの実現策〜」)。
講演は30分で2部構成となっており、第
ガバメントクラウドでのクラウド最適なアーキテクチャのサンプル
これまで、noteの記事「Web APIアーキテクチャ」や「マネージドサービス、コンテナ、サーバレス」等で、ガバメントクラウドでのアーキテクティングの考え方について説明してきました。ここでは、そうした考え方を使った具体的アーキテクチャのサンプルについて、これまで一般的だったシステム構成との違いを含め説明します。
サンプルとして想定する業務なんらかの届出・申請を行う業務を想定することにします。国民
サービス改善のための監視と運用
〜ガバメントクラウドでの定量的計測の考え方〜
クラウドサービスではマネージドサービスを活用することで、ログ、トレース、メトリクス、イベントなどシステムから発生する各種大量のデータを容易かつ低コストで収集、分類、可視化することができます。
ガバメントクラウドでは、提供するサービスの価値をいかに発揮できたかを可視化するために、必要な情報をデータとして継続的かつ定量的に計測していくことを常に考慮して
ガバメントクラウドで考える静的Webサイト向けアーキテクチャ
前回のnote記事「Web APIアーキテクチャ」を説明した回では、バックエンドアプリケーションの典型的なアーキテクチャパターンとして、REST等のWeb APIを使ったアーキテクチャをガバメントクラウドでどう考えているかについて説明しました。
今回は、別の典型的なアーキテクチャパターンとして、Web APIと合わせて利用されることもある、静的Webサイト向けのアーキテクチャについて説明します。
Web APIアーキテクチャ
前回のnote記事「マネージドサービス、コンテナ、サーバレス」を説明した際に、Web API (Application Programming Interface)アーキテクチャを採用することで、従来のWeb 3層アーキテクチャ実現方式よりサーバアプリケーションを軽量化でき、コンテナ化と合わせて大規模なアプリケーションをより低コストで実現できると説明しました。
アプリケーションアーキテクチャを選