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マイナンバーカードを健康保険証として利用する方法

こんにちは。デジタル庁です。

このnoteでは、マイナンバーやマイナンバーカード、マイナポータルに関する皆さまの疑問に、できるだけ分かりやすくお答えしてまいります。

今回のテーマは、「マイナンバーカードを健康保険証として利用する方法」についてです。

2021年10月からマイナンバーカードは健康保険証として利用できるようになり、2024年12月には「マイナ保険証」を基本とした仕組みに移行します。

今回はマイナンバーカードと健康保険証が一体となった「マイナ保険証」を実際どのように使うのか、利用する際のメリットとあわせて詳しくご紹介します。


マイナ保険証を利用する際のメリット

マイナンバーカードを健康保険証として利用すると、従来と比較して大きく3つのメリットがあります。

(1)より良い医療を受けることができます

医療機関や薬局を受診した際に、診療/薬剤の情報や特定健診等の結果の提供に同意すると、医師や薬剤師がそれらの情報を確認することができるため、ご自身の情報に基づいた総合的な診断や重複する投薬を回避した適切な処方を受けることができます。

(2)窓口で限度額以上の支払いが不要になります(高額療養費制度)

高額な医療費が発生する場合でも、マイナンバーカードを健康保険証として使うことで、医療機関の窓口で高額な医療費を一時的に自己負担したり、書類申請手続きをする必要がなくなります。​

自己負担限度額を説明する図 自己負担限度額※所得に応じて異なります 自己負担 支払不要 高額療養費として健康保険組合等が支給 窓口負担(例:3割負担)

(3)引越しや、就職・転職の後もそのまま健康保険証として使えます

引越しや転職などよる健康保険証の切り替え更新が不要です。
※新しい保険者へ加入の場合は手続きが必要です。

初回利用前の申込手続き

マイナンバーカードを健康保険証として使うためには、初回利用時のみお申し込み手続きが必要です。
下記の3つの方法からお選びください。

※お申し込みの際は、お手元にマイナンバーカードをご用意ください。

(1)マイナポータルから申し込む

ご自身のスマートフォンやパソコンからマイナポータルにログインして、お申し込み手続きができます。トップページの「健康保険証」より、「マイナンバーカードを健康保健証として利用する」をチェックし、「登録」を押下してください。

ホーム | マイナポータル(※外部リンク)

※マイナポータルアプリのインストールは、以下のリンクをご参照ください。
マイナポータルアプリ | デジタル庁 ウェブサービス・アプリケーション (digital.go.jp)(※外部リンク)

(2)顔認証つきカードリーダーで申し込む

医療機関・薬局にある顔認証つきカードリーダーでお申し込み手続きができます。
顔認証つきカードリーダーにマイナンバーカードを置き、マイナンバーカードを健康保険証として登録するボタンを選択し、画面に沿ってお手続きください。
※申し込み完了まで少しお時間をいただく場合があります。

(3)セブン銀行のATMで申し込む

全国のセブン銀行のATMでお申し込み手続きができます。
お近くのセブン銀行のATMをご利用ください。

ご利用方法(4つのステップ)

ステップ1:読み取り

マイナンバーカードをカードリーダーに入れてください。
※カードリーダーには複数の種類があります。

カードリーダーにマイナンバーカードを入れている様子

ステップ2:本人確認

次に本人確認を行います。
本人確認の方法は(1)顔認証、または(2)暗証番号入力のどちらかを選択できます。

(1)顔認証の場合
画面の枠に顔が収まるようにすると自動的に撮影されます。

顔認証の画像

(2)暗証番号の場合
カード申請時に設定した4桁の暗証番号を入力します。

暗証番号の入力画面

ステップ3:同意取得

医師・薬剤師に提供する情報を選んでください。

(1)過去の診療・薬剤情報
過去の診療、処方された薬の情報を医師・薬剤師に提供します。
「全て同意する」、または「個別に同意する」のどちらかを選択できます。

カードリーダーの表示画面:過去の医療情報等の提供に同意しますか。【手術・傷病名、感染症/診療、お薬/健診】全て同意する、個別に同意するを選択できる画面。

◆「個別に同意する」を選択した場合
過去に同意した情報がある際は、前回の同意情報を引き継ぐことも可能です。

カードリーダーの表示画面:過去の医療情報などの提供に同意しますか。現在の同意状況をみる、過去の同意状況を引き継ぐ、選択しなおす、を選択できる画面。

手術歴や健診、薬剤情報について、それぞれの情報を提供するか選択することができます。

カードリーダーの表示画面:左側から「過去の手術情報を当機関に提供することに同意しますか?」同意する、同意しないを選択できる画面。過去の手術以外の診療、お薬情報を当機関に提供することに同意しますか?」同意する、同意しないを選択できる画面。
過去のお薬情報を当機関に提供することに同意しますか?」同意する、同意しないを選択できる画面。
過去の特定健診等情報を当機関に提供することに同意しますか?」同意する、同意しないを選択できる画面。
※カードリーダーの設定により異なることがあります。
診療/薬剤情報一覧  医師・薬剤師側の閲覧画面
(診療/薬剤情報一覧 医師・薬剤師側の閲覧画面)

(2)特定健診情報
メタボ健診や高齢者健診等の結果を提供します。

カードリーダーの表示画面:過去の特定健診等情報を当機関に提供することに同意しますか?」同意する、同意しないを選択できる画面。
特定健康診査受診結果 医師・薬剤師側の閲覧画面
(特定健康診査受診結果 医師・薬剤師側の閲覧画面)

ステップ4:受付完了

受付が完了します。カードをカードリーダーからお取りください。

※電子処方箋に対応している病院や薬局の場合、処方箋の発行方法等を選択した後、受付が完了します。

カードリーダーの表示画面:受付しました。マイナンバーカードを取り出し、党薬局で調剤を希望する処方箋等を受付窓口にご提示ください。と記載された受付完了画面。

※ご利用方法を紹介する動画は以下のリンクをご参照ください。
マイナ保険証の医療機関や薬局での使い方 | マイナンバーカードの健康保険証利用   (外部リンク)


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◆マイナンバーカードの申請・受取方法は、以下のリンクをご覧ください。

◆マイナ保険証に関する「よくある質問」は以下のリンクをご覧ください。

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