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デジタル庁 2024年9月の活動報告

デジタル監の浅沼です。

2024年9月のデジタル庁の政策、サービス、組織に関する主な活動、およびプロジェクトの進捗や成果について共有します。

1.生活者・事業者・職員にやさしいサービスの提供

  • 9月3日より、神奈川県秦野市のご協力の下、マイナンバーカード理解促進イベントを開催しています。秦野市内の公民館でマイナンバーカードについて学べるクイズなどを実施しています。

神奈川県秦野市内の公民館でマイナンバーカード理解促進イベントに参加するマイナちゃんの写真
  • Jリーグ試合会場でのマイナンバーカード活用の実証実験を開始します。ご本人の同意を得た上で、マイナンバーカードの情報を活用し、来場者のコミュニケーションやホームタウン活動につなげるほか、転売防止などの不正防止対策への活用について、効果と課題を検証します。

共同発表時の集合写真。左からキングベルI世(湘南ベルマーレマスコット)、ふろん太(川崎フロンターレマスコット)、河野デジタル大臣、株式会社湘南ベルマーレ 坂本代表取締役社長、川崎フロンターレ 吉田代表取締役社長、株式会社ドリームインキュベータ 三宅代表取締役社長、石川デジタル副大臣、マイナちゃんが並んで立っています。
左からキングベルI世(湘南ベルマーレマスコット)、ふろん太(川崎フロンターレマスコット)、河野デジタル大臣、株式会社湘南ベルマーレ 坂本代表取締役社長、川崎フロンターレ 吉田代表取締役社長、株式会社ドリームインキュベータ 三宅代表取締役社長、石川デジタル副大臣、マイナちゃん
  • 台風や集中豪雨の予測精度向上を目指し、気象庁では新たなスパコンを導入しました。その結果、線状降水帯の発生予測が府県単位で半日前に可能となりました。デジタル庁では、気象庁の新たなスーパーコンピュータシステムの導入に際し、プロジェクト全体を支援しています。システム開発・整備とその支援に関わった気象庁とデジタル庁のプロジェクトメンバーに、これまでの道のりを聞き、note記事にまとめ掲載しています。

  • 自治体フロントヤード改革の取組状況に関するダッシュボードを掲載しました。総務省では、マイナンバーカードを活用した住民との接点の多様化・充実化、窓口業務の改善などを通じて、住民の利便性向上と業務効率化を図る「自治体フロントヤード改革」を推進しています。また、人口規模別の総合的な改革モデルなどを伴走支援しながら構築し、横展開を図る「自治体フロントヤード改革モデルプロジェクト」を実施しています。本ダッシュボードでは、フロントヤード改革の取組状況を見える化し、他自治体が参考にできるようにすることで、更なる取組の加速化を目指しています。

  • マイナポータルのホーム画面などのアップデートを行いました。アップデートにより、ホーム画面で医療費を確認できるようになったほか、出産に関する手続きガイドのご利用や、ログインしなくても通知文をメールやプッシュ通知で確認できるようになりました。今後も便利にご利用いただけるよう、継続して改善してまいります。

  • デジタル庁では、デジタル政策やサービスをより多くの方々に届けるために、日々コミュニケーションの改善を図っています。デジタルの現在や未来の情報を届けるオウンドメディア「デジタル庁ニュース」では、「民間企業におけるマイナンバーカードの利活用」に関する動画など複数の動画を公開しました。今後も、生活者に役立つ情報をお届けしていきます。

2.デジタル基盤整備による成長戦略の推進

  • 条例などにおける、アナログ規制に該当する可能性のある規定を洗い出すためのツール「アナログ規制点検ツールβ版」を公開しました。「地方公共団体におけるアナログ規制の点検・見直しマニュアル」掲載の「検索キーワード」と併せてご活用いただけます。

  • デジタル庁では、目視や実地監査などのアナログな行為を求める「アナログ規制」の見直しを進めています。2022年7月から2024年6月末までの2年間を集中改革期間として、2024年9月10日までに、約96%の見直しが完了しました。その結果をとりまとめ、公表しました。

  • 浅沼デジタル監が9月9日〜11日、シンガポール政府主催で行われた「DIgital Government Exchange (DGX) 2024」に出席しました。「DIgital Government Exchange (DGX)」は、デジタル政府やスマートシティの政府CIOと公共部門のリーダーが毎年世界規模で集まるイベントです。引き続き、国際的な連携と協力を進めていきます。

  • 石川デジタル副大臣が、ブラジル・マセイオで開催されたG20デジタル経済大臣会合に出席しました。デジタル経済における諸課題について議論が行われ、成果文書として閣僚宣言が採択されました。また、参加した各国閣僚や国際機関の代表とのバイ会談を行いました。

G20デジタル経済大臣会合に出席する石川副大臣の写真
G20デジタル経済大臣会合に出席する石川デジタル副大臣
  • 第1回電子署名法認定基準のモダナイズ検討会を開催しました。昨年度事業の振り返りや、モダナイズの方向性や課題に関する議論などを行いました。

3.安全・安心で強靭なデジタル基盤の実現


9月3日:秦野市でマイナンバーカード理解促進イベントを開催

9月3日:デジタル庁ニュースで「官民融合の新しい組織づくりに挑む、3年間の振り返り」に関する記事を掲載

9月5日:デジタル庁ニュースで「省庁の垣根を越えて!国民へ届けるつなげる政府ウェブサイトコミュニティ」に関する動画を公開

9月6日:Jリーグ試合会場におけるマイナンバーカード活用に関する実証実験を開始

9月10日:条例等におけるアナログ規制に該当する可能性のある規定を洗い出すためのアナログ規制点検ツールβ版を公開

9月10日:アナログ規制見直しにおける取組の結果を公表

9月10日:デジタル庁ニュースで「デジタル庁のプロフェッショナルが答える、ウェブアクセシビリティ10の質問」に関する記事を掲載

9月11日:浅沼デジタル監が「DIgital Government Exchange (DGX) 2024」に出席

9月11日:デジタル庁noteで「線状降水帯の「府県単位」「半日前」予測はこうして生まれた。気象庁×デジタル庁、スパコン整備の舞台裏」の記事を掲載

9月13日:自治体フロントヤード改革の取組状況に関するダッシュボードを掲載

9月13日:令和7年度(2025年)「概算要求書」を掲載

9月16日:石川副大臣がブラジル・マセイオで開催されたG20デジタル経済大臣会合に出席

9月17日:デジタル庁ニュースで「組織サーベイをもとに改善を続けてきた、3年間の組織づくり」に関する記事を掲載

9月19日:デジタル庁ニュースで「民間企業におけるマイナンバーカードの利活用」に関する記事と動画を公開

9月20日:電子署名法認定基準のモダナイズ検討会を開催

9月26日:マイナポータルの機能改善を実施

9月27日:デジタル庁ニュースで「自治体DXニュースVol.3」に関する記事を掲載

さいごに

今回、2024年9月のデジタル庁の政策、サービス、組織に関する主な活動、およびプロジェクトの進捗や成果についてまとめました。

これからも、国民の皆さま、そして関係省庁や地方自治体の方々に政府のデジタル政策やデジタル庁の活動を知っていただくため、情報をオープンにする活動を進めていきます。
ぜひ気になっていることなどございましたら、お声を聞かせてください。

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