デジタル庁
「日本はまだ前に進める、成長できる」大臣インタビュー②
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「日本はまだ前に進める、成長できる」大臣インタビュー②

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本シリーズはデジタル庁がどのようにデジタル社会実現に向けて、動いていくのか。デジタル庁を牽引するリーダーたちに聞く、インタビューシリーズです。第一弾は牧島かれん大臣です。本記事は第二回目となります。

日本はまだ前に進める、成長できる

デジタル化が進んでいった先に、どんな社会、日本になっていくといいと思いますか?

牧島大臣:
失われた10年、20年、30年。経済の成長の実感がないまま大人になった世代が多いって言われていますよね。私は1976年生まれなんですけど、バブルはなんとなくは知っている、けれど体験はしていません。大学を卒業した2000年は、超氷河期。特にその時代は、まだ女子大生が就職先を見つけることが難しいと言われていた時代でもありました。

今の40代、30代、20代は、日本がどんどん成長していく様子を全然知らないまま、大人になった世代です。日本はもうこのまましぼみゆく国になってしまうのではないか。いやそうじゃないんだよと。デジタル化の遅れはあるけれど、やってないことがまだあるから、これをちゃんとやればまだ前に進むことができて、成長することができる。世界から尊敬される国として、日本の未来はあると自信に繋げていけるのではないかと思っているんです。
もちろん漠然とした自信だけではなく、イノベーションを起こすようなパワーを持っている必要もあると思います。GDPではまだ日本には追いつかないって言われるような国々でも、デジタルの場面では、本当に飛躍的な発展をしている国々がたくさんあるので。グローバルな厳しい競争の社会も心におきながら、少子高齢社会である日本だからこそ、デジタルの基盤で、日本ならではの成長を成し遂げることができると、意識しながら作り上げていくことが大事だと思っています。グローバル戦略としても、日本の立ち位置は経済力にあると思うので。そこは意識したいところですね。

一人一人の努力にデジタルという手段を加える

日本の経済力を回復していくために、デジタルの活かし方。デジタルの役割についてどうお考えですか。

牧島大臣:
日本のおもてなし、サービス業における丁寧さは、海外からも尊敬されている部分で、日本の宝だと思うんです。
例えば、私の地元の老舗旅館には、かつて大事なお客さまの車のナンバーを覚えているベルボーイさんがいました。お車が到着したら「何々さま、本日はご予約ありがとうございます」と言ってくださることが、おもてなしとして評価をされていました。
しかし、今はカメラで車のナンバーを読み取り、システム上でデータとして照合されイヤホンで伝えるようになりました。システムがあれば、新人さんであっても、お客様に対しておもてなしの気持ちを表現できるようになります。

もちろん番号を覚えておくというのも、おもてなしの気持ちを表す方法のひとつではありますが、気持ちに加えてシステムという仕組みが加わることで、お客様と向き合うことができるようになり、さらに良質なサービスを提供することが可能になることがみなさんに伝わるといいなと思っていることでもあります。
日本にはチップという制度がありませんから、こうした付加価値をつけて、それに見合ったサービスに対しての対価を、お客様・生活者・消費者の方がお支払いする。その循環が経済成長と発展にもつながると思っています。

牧島大臣が暮らしや社会や仕事にデジタルを生かすおすすめ方法を教えてください。
牧島大臣:
デジタルの活用に関して得意な人に聞くのは簡単ですが、一度自分で調べてみることに私は取り組んでいます。それでも分からなかったら聞くのですが、自分で調べると身に付きますし、何より、自分が知らない方に伝えるときにも上手に伝えられるような気がするので、まずはなるべく自分で調べることに挑戦しています。

日本では古くより、茶道・華道などの芸道や、柔道・弓道などの武道を表すと きに、「道」と呼びますが、この「道」になぞらえれば、「デジ道」(デジタル道)に関して、どのように考えていらっしゃいますか?

牧島大臣:
師範や入門者を固定しないのが、デジタル道なのかもしれないなと思っています。柔道とか剣道とかだったら、師範の役割を果たしている方は、ずっと師範かもしれませんが、デジタルの場合は、その時々で変わっていくものがあるのかもしれないですし。年齢に関係なく若い世代の方が、上の世代の方に対して、何か教えることができるかもしれない。そういう意味では、デジ道は世代を超えた交流というものも含めて、人とのつながりというのが生まれやすいものであると思います。

私は人の幸せの原点は、人と人との繋がりにあると考えていますが、デジタルはその繋がりを生みやすいものだなと感じています。




第三回目に続く

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