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マイナポータルでできる子育て関連手続

こんにちは。デジタル庁です。

このnoteでは、マイナンバーやマイナンバーカード、マイナポータルに関する皆さまの疑問に、できるだけ分かりやすくお答えしてまいります。

今回は「マイナポータルでできる子育て関連手続」について、ご紹介します。


1.マイナポータルでできる子育て関連手続のメリット

マイナンバーカードをお持ちであれば、子育て関連の申請手続をオンラインで行えます。子育て中の方もご自宅でスムーズにお手続いただけます。

<マイナポータルで申請するメリット>
(1)いつでも申請できます。
時間にとらわれず、24時間いつでも申請できます。
※メンテナンス時間を除きます。
 
(2)どこからでも申請できます。
パソコンやスマートフォンがあれば、場所を問わず申請ができます。
 
(3)時間やコストが削減できます。
申請する際に市役所に出向く移動にかかる時間やコスト、窓口での待ち時間が削減します。

2.マイナポータルでできる子育て関連手続とは

オンラインできる子育て関係の手続を、いくつかピックアップしてご紹介します。
なお、マイナポータルでの申請可否は、市区町村によって対応状況が異なりますので各市区町村の情報をご確認ください。オンライン申請可否・申請方法については、「3.子育て関連手続の確認方法」の手順に沿って、マイナポータルでご確認ください。

・妊娠の届出
医師又は助産師の診察を受け、妊娠が分かった場合に住民票がある市区町村の市役所や保健センターの窓口へ届出をする手続です。
妊娠の届出をした妊婦さんに母子健康手帳などを交付しています。
 
・出生届
お子さんが生まれたら、生まれた日から14日以内に提出が必要な届出です。
出生届を提出すると、生まれたお子さんの氏名等が戸籍や住民票に記録されます。

・保育園・認定こども園等入園申込
認可保育園、認定こども園、地域型保育事業(保育ママ、保育ルームや認可保育所など)の入園を希望する場合に必要な申込手続です。
 
・教育・保育給付認定申請
教育・保育の必要性の認定(支給認定)を受けるための申請手続です。

・児童手当等の認定請求
児童手当などを受けるための認定請求の手続です。
児童手当等を受給するには、受給資格や手当額について、住所地の市区町村長の認定を受ける必要があります。

・児童医療費助成医療証(乳医療証・子医療証・青医療証)交付申請
児童の医療費助成制度を利用するための申請手続です。
児童医療費助成制度(乳医療証・子医療証・青医療証)の助成を受けるには、申請を行い医療証または受給者資格証の交付を受ける必要があります。

・児童クラブの入会申請
児童クラブに入会するために必要な申請手続です。
児童クラブは、放課後帰宅しても仕事などで保護者が不在の小学1年生から4年生までの児童を対象にお預かりする事業です。公共施設を利用して安心・安全に遊びや生活ができる場を提供し、児童の健全な育成を推進していくことに努めています。

<その他マイナポータルから申請できる子育て関係手続の例>
・児童手当等の受給資格及び児童手当の額についての認定請求
・児童手当等の額の改定の請求及び届出
・氏名変更/住所変更等の届出
・受給事由消滅の届出
・未支払の児童手当等の請求
・児童手当等に係る寄附の申出
・児童手当に係る寄附変更等の申出
・受給資格者の申出による学校給食費等の徴収等の申出
・受給資格者の申出による学校給食費等の徴収等の変更等の申出
・児童手当等の現況届
・支給認定の申請
・保育施設等の利用申込
・保育施設等の現況届
・児童扶養手当の現況届

3.子育て関連手続の確認方法

マイナポータルで子育て関連手続を検索・確認するには、スマートフォンでご利用いただく場合、下記方法でご覧いただけます。
申請先の市区町村でどのような手続がオンラインでできるのか、ぜひご確認ください。

手順1:マイナポータルにログインをする

マイナポータルにログインするためにマイナンバーカードをスマートフォンの背面にかざして、利用者証明用電子証明書のパスワード4桁を入力します。

「マイナポータルにログイン」画面、カードの読み取り画面、パスワードの入力画面の3つのスマートフォン画面のスクリーンショット。
1枚目の画面では、「登録・ログイン」ボタンが強調されている。
2枚目の画面では、マイナンバーカードをスマートフォンで読み取る説明があり、「読み取り開始」ボタンが強調されている。
3枚目の画面では、利用者証明用電子証明書のパスワード入力画面が表示され、4桁の入力欄が強調されている。
マイナポータル:ホーム画面、カードの読み取り画面、パスワードの入力画面

手順2:マイナポータルの「さがす」タブを開く

ログイン後、マイナポータルの画面下部にある「さがす」タブを選択します。

マイナポータルのホーム画面のスクリーンショット。
画面上部には、ユーザーアイコンと「わたし」と表示され、「自治体を設定」や「お知らせ」リンクがある。
「証明書」セクションには、「マイナンバーカード」と「健康保険証」のアイコン付きカードが表示されている。
その下には「健康医療」セクションがあり、「医療費」の項目が見える。
画面下部のナビゲーションメニューには、「ホーム」「やること」「さがす」の3つのタブがあり、「さがす」タブが赤枠で強調されている。
マイナポータル:トップ画面

手順3:マイナポータルで申請先の自治体を設定する

「さがす」タブにある自治体設定画面から申請先の市区町村を選択し、設定を押してください。(設定はいつでも変更できます。)

マイナポータルの「さがす」機能および自治体設定画面のスクリーンショット3枚。

1枚目(左):
「さがす」画面が表示され、上部に「自治体を設定」のリンクがある。下には検索バーと、よく検索されているキーワード(#罹災証明・被災証明、#パスポート、#国民年金 など)が並んでいる。画面下部には「証明書」「住まい」「こども」などのカテゴリーと、ナビゲーションバーがある。

2枚目(中央):
「自治体設定」画面が表示され、「都道府県名」と「市区町村名」の選択肢がともに「選択無し」となっている。設定ボタンは無効化されている。

3枚目(右):
「自治体設定」画面で、「都道府県名」が「東京都」、「市区町村名」が「千代田区」に設定されている。設定ボタンが青色に変わり、有効になっている。
マイナポータル:「さがす」画面、自治体設定画面

手順4:申請する手続きをさがす

<キーワードからさがす場合>
キーワードの検索窓に、「子育て」「児童手当」「保育園」などお探しの手続に関するキーワードを入力し、検索します。

マイナポータルの「さがす」画面のスクリーンショット。

画面上部には「東京都 千代田区」と自治体が設定されていることが表示されている。
中央にはキーワード検索バーがあり、検索アイコン(虫眼鏡マーク)が配置されている(赤枠で強調)。
その下には、「よく検索されているキーワード」として「#罹災証明・被災証明」「#パスポート」「#国民年金」「#給付金」「#児童手当」などのタグが並んでいる。
画面下部には「証明書」「住まい」「こども」などのカテゴリーアイコンと、ナビゲーションメニューが表示されており、「さがす」タブが選択されている。
マイナポータル:「さがす」画面

<注目の情報からさがす場合>
「注目」から「こども」を選択します。

マイナポータルの「さがす」画面のスクリーンショット。

画面上部には「東京都 千代田区」と自治体が設定されていることが表示されている。
中央にはキーワード検索バーがあり、検索アイコン(虫眼鏡マーク)が配置されている。
その下には、「よく検索されているキーワード」として「#罹災証明・被災証明」「#パスポート」「#国民年金」「#給付金」「#児童手当」などのタグが並んでいる。
画面下部には「証明書」「住まい」「こども」(赤枠強調)などのカテゴリーアイコンと、ナビゲーションメニューが表示されており、「さがす」タブが選択されている。
マイナポータル:「さがす」画面

<カテゴリからさがす方法>
「カテゴリから検索」から、「妊娠・出産」「子育て」などを選択します。

マイナポータルの「カテゴリから検索」画面のスクリーンショット。

画面には、各種行政手続きのカテゴリが一覧表示されている。
上部には「妊娠・出産」「子育て」のカテゴリがあり、赤枠で強調されている。
その下に「引越し・住まい」「高齢者・介護」「ご不幸」「選挙」「国民健康保険」などのカテゴリが並んでいる。
画面下部には、「自治体手続きの再開」セクションがあり、保存した申請データをアップロードして自治体への申請を再開できることが案内されている。
ナビゲーションバーでは「さがす」タブが選択されている。
マイナポータル:カテゴリから検索

手順5:申請したい手続の「詳しく見る」を選択する

「詳しく見る」を選択すると、手続の詳細を説明するページに遷移します。
ページ内容に沿ってお手続が可能です。

マイナポータルの「検索結果」画面のスクリーンショット。

検索バーには「子育て」と入力されており、検索結果が表示されている。
「サービス・機能」カテゴリには、「子ども・子育てに関するわたしの情報」「予防接種」「乳幼児健診」「医療受給者証の確認」などの項目が並んでいる。
その下に「東京都 千代田区の手続き」セクションがあり、「児童手当等に係る寄附変更等の申出」の手続きが表示されている。
該当の手続きの詳細を確認するための「詳しく見る」リンクが赤枠で強調されている。
マイナポータル:カテゴリから検索

子育て関係手続をする際には、ぜひマイナポータルをご活用ください。
本マガジンでは、これからもマイナンバーやマイナンバーカード、マイナポータルに関する皆さまの疑問にお答えしてまいります。これまでの記事もぜひご覧ください。

(※2025年2月19日、最新の情報に更新しました)

◆これまでの「デジタル庁からのお知らせ」記事は以下のリンクをご覧ください。